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3−3 リェパーヤ港(写真3−13、14、15)
同港は16世紀中期に開港され、第二次世界大戦後、ソビエトの軍港となった。そして、1992年のロシア軍の撤退により、再び商業港として開港された。ロシア軍の撤退後、30隻ほどの沈没した船が放置されており、船から流出する油類による海洋汚染が大きな問題となている。
港湾の整備状況について、乗用車での走行が困難なほどエプロン舗装の状態が悪く、欠落したままの護岸も見受けられた。また、港湾区域内には、閉鎖された配送ターミナル、ロシア軍撤退後、取り壊された軍の厚生施設がそのまま放置されていた。このように港湾施設の老朽化、荒廃化が若しく、これら施設の改修、再整備が必要である。
港の施設概要は次のとおりである。
・港湾区域:1,180ha(うち水域面積:810ha)
・パース延長:5,670m
・岸壁最大水深:9.5m
・航路水深:8m
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